ヒアルロン酸比較トップページ > ヒアルロン酸と美肌の科学「粉末と化粧くずれの科学」

今、巷で評判の健康食品が「ヒアルロン酸」ですね。「ヒアルロン酸」には1gで何と6リットルもの保湿・保水能力があり、お肌の潤いを維持するほか、関節のクッション材となって関節炎・関節痛を和らげる効果があるといわれています。このサイトでは、これからヒアルロン酸の購入を検討されている方に、ヒアルロン酸選びのポイントと、最新のランキングをご提供しております。参考になさってください。
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ヒアルロン酸と美肌の科学

「粉末と化粧くずれの科学」

ヒアルロン酸は人間の体内にある成分ですが、驚くべきなのはその高い保水能力で、ヒアルロン酸1グラムで6リットルもの水と結びつく機能を持っています。そのため体内では、肌にあれば肌と弾力を維持し、関節にあれば潤滑油+クッションとして、曲げ伸ばしをスムーズにさせる働きをしています。

そうした機能性が注目され、美容や健康目的で多用されているわけですね。

このコラムでは、そのヒアルロン酸の働きの中でも「美肌効果」に着目して、ヒアルロン酸と美肌の関係を科学的見地から解説していきたいと思います。

さて、肌の色を整え使用感を高めるために化粧品には多くの粉末が使われています。

粉末を知ることはメーキャップを使う上で大切です。

粉末は肌に色をつける顔料として使う以外に使用感改善、においの吸着、ヒアルロン酸の供給など色々な用途で使います。

粉末は固体の小さな粒ですが、化粧品では20ミクロンから20ナノメートル程度の範囲の粉末が使われています。

この粉末というのはなかなか扱い難いものです。その理由としては、粉末は「物質としての性質」以外に「粉末・粒子としての性質」と「表面の性質」があるからです。

物質の性質としては原子構造や結晶構造などがあり、粒子の性質としては粒子の大きさや形などがあり、これによって「見かけ密度」や「充填性」といった特有な性質がでてきます。

さらさらして流れやすいものから流れにくいものまでありますが、これは粉末粒子の付着・凝集性の違いによります。

粉末製品の使用性は粉末の摩擦係数の小さなものが良く、窒化ホウ素はその性質を持っています。

製品にするためには、粉末を固形状に成型するか、油や水に分散して利用します。

この時に重要な特性として「濡れ」があります。

それは「表面の性質」の1つです。粉末を固め、凹凸のない面に水滴や油滴を載せると液滴が広がって面を濡らします。

液滴と固体の面が接する点での接点と固体表面がなす角を接触角といいます。

この角度が小さい程濡れやすいのです。

粉末に油や水を加えていくと順次「ぱさぱさ」、「ねばねば」、「どろどろ」に変化します。

スラリー状態では粉末の分散が重要になりますが、この時、濡れ以外にうまく「解砕」することが必要で、さらにそれを「安定化」させなければなりません。

「分散」は永遠のテーマです。

さて、粒子径が小さくなればなるほど同じ重さであれば表面積が増えていきます。粒子が小さくなって1グラムで100平方メートルもある超微粒子では吸着する力が大きいのは納得できますね。

パウリの排他則で有名なパウリは「物質は神が創り給うた、しかし表面は悪魔の仕業だ!」といいました。

まさに粉末の表面は悪魔の仕業のように不思議なことが起こります。

表面積が大きくなると、吸着以外にも触媒反応が起こり易くなり、共存する香料を分解し、油を酸化させて化粧品を変質させる場合があります。

カーマインローションは水に粉が分散したサスペンションです。

ファンデーションではエマルジョンの水相や油相に粉末が分散しており、より複雑になっています。

エマルションにはW/O型とO/W型がありますが、粉末をその油相に分散させるのか水相に分散させるかを設計します。

そして、その設計に従って粉末の表面を親水性にしたり疎水性にしたりします。

表面処理をして分散を制御することによってキメ落ちしない乳化FDを作ることができます。

さて、この粉末の分散を考えると化粧くずれというものも理解しやすくなります。

化粧くずれは汚く見える、不潔感がある、厚化粧に見える、きれいに化粧直しができないなど嫌われているものです。

その機構は、

1.まず肌の上に乗っている粒子が皮脂によって濡れて濃い色にみえる「くすみ」

2.皮脂の量が多くなると皮脂の中に粒子が混じった状態となって光が反射しやすくなる「テカリ」

3.皮脂や汗によって粒子が肌表面から浮き上がる「粉うき」

4.粉うきに肌の動きが加わって皮溝や小ジワに粒子が移動する「粉よれ」

5.汗や皮脂に覆われた粒子が手やハンカチなどによってはがれる「はがれ」

です。これは粉末が油や水に分散・流動していく機構と同じです。

このような化粧くずれを防ぐために、FDを塗った後でゆっくり揮発性油が蒸発し被膜が作られるように設計されたものや汗や皮脂に濡れないシリコーンやフッ素化合物で粉末を処理して化粧くずれを防ぐという方法もあります。

また、吸油量(粉末が吸う油の量)の多い粉末や吸水ポリマーを配合する場合もあります。

参考にしてみてください。

なお高い保水能力により、唇も含めた肌を基礎から美しくしてくれるヒアルロン酸ですが、幼少期をピークにして徐々に減少していってしまいます。美肌や美容に意識が高い人が積極的にヒアルロン酸を補充しようとするのにはこうした背景があります。

ヒアルロン酸に興味をもたれた方はこちらのヒアルロン酸比較も参考になさってください。

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