今、巷で評判の健康食品が「ヒアルロン酸」ですね。「ヒアルロン酸」には1gで何と6リットルもの保湿・保水能力があり、お肌の潤いを維持するほか、関節のクッション材となって関節炎・関節痛を和らげる効果があるといわれています。このサイトでは、これからヒアルロン酸の購入を検討されている方に、ヒアルロン酸選びのポイントと、最新のランキングをご提供しております。参考になさってください。
>>>最新のヒアルロン酸ランキングはこちら
ヒアルロン酸は人間の体内にある成分ですが、驚くべきなのはその高い保水能力で、ヒアルロン酸1グラムで6リットルもの水と結びつく機能を持っています。そのため体内では、肌にあれば肌と弾力を維持し、関節にあれば潤滑油+クッションとして、曲げ伸ばしをスムーズにさせる働きをしています。
そうした機能性が注目され、美容や健康目的で多用されているわけですね。
このコラムでは、そのヒアルロン酸の働きの中でも「美肌効果」に着目して、ヒアルロン酸と美肌の関係を科学的見地から解説していきたいと思います。
さて、皮膚の働きとは何でしょうか?
前回のコラムでも、皮膚の働きについてかなりご説明しましたが、今回はその続きをご案内したいと思います。
>>>皮膚の重要な役割とは?
皮膚は最外層にあるため外部環境の変化を受容し、圧覚、触覚、温度感覚、痛覚などの皮膚感覚を生みだします。
皮膚表面における神経終末器の作用点を感覚点と呼んでいます。これらの感覚点は一様ではなく、感じる所と感じない所があります。
1cm−1当り触点25、温点1〜2、冷点12、痛点100〜200といわれており、痛点が多いのは生存に必要だからと考えられています。この触点の分布状態はデバイダーで体表面の離れた2点に同時に触れ、被験者が2点であると弁別できる最短距離(2点識別閾)で示されます。背中などは大きく舌先や指先で小さくなっています。
触覚受容器はカプセルのような構造を持ち、ほとんどの触覚的情報が捉えられます。触れた時に感じる温かさや痛みなどは神経の末端部がそのまま露出して終わっている自由神経終末で知覚しているといわれています。
構造をもつ受容器にはエッジの鋭さを検知するマイスナー小体、垂直方向の圧を検知するメルケル盤、振動数の高い刺激に感度の良いパチニ小体、局所的な圧迫や遠方からの引っ張りに反応するルフィニ小体などがあります。
毛のある皮膚にはこれらの他に圧覚と低周波域の振動を受容する触覚盤、毛の付け根にあり毛が曲がるのを感知する毛包受容器などがあります。
皮膚の機能は有毛部と無毛部で大きく異なります。有毛部では自分の皮膚の感覚に敏感ですが、無毛部では触れた対象がどのような性質を持つかを探る働きに優れています。物の大きさ、形や材質を知るために手のひらや指を使うのはそのためです。これらの情報は脊髄、脳幹、視床を経由して大脳皮質に伝えられます。
さらにカプサイシン受容体TRPV‐1が見つかりました。カプサイシンは唐辛子のhotな成分なので温度を受容するのではないかと調べたところ43度以上を感じる受容体でした。そしてその受容体は表皮のケラチノサイトにもあったのです。その後、ケラチノサイトで温度以外にもさまざまな受容体が見つかり、表皮で直接多様な感覚を得ていることが分かったのです。
肌は生体の最前線なのでそれは当り前のことなのかもしれません。これ以外にも、皮膚にはヒアルロン酸の機能などを利用しながら乾燥や紫外線から生体を守るという重要な働きがあります。
このように生命活動の維持に重要な働きをしている皮膚ですが、この皮膚に張りと弾力を与えて、より健康的な状態に維持してくれるのがヒアルロン酸です。上記の通りヒアルロン酸には高い保水能力があるからですね。
ただこのヒアルロン酸は、幼少期をピークにして徐々に減少していってしまいます。健康や美容に意識が高い人が積極的にヒアルロン酸を補充しようとするのにはこうした背景があるからですね。
ヒアルロン酸に興味をもたれた方はこちらのヒアルロン酸比較も参考になさってください。
>>>ヒアルロン酸比較ランキングはこちら