今、巷で評判の健康食品が「ヒアルロン酸」ですね。「ヒアルロン酸」には1gで何と6リットルもの保湿・保水能力があり、お肌の潤いを維持するほか、関節のクッション材となって関節炎・関節痛を和らげる効果があるといわれています。このサイトでは、これからヒアルロン酸の購入を検討されている方に、ヒアルロン酸選びのポイントと、最新のランキングをご提供しております。参考になさってください。
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ヒアルロン酸は人間の体内にある成分ですが、驚くべきなのはその高い保水能力で、ヒアルロン酸1グラムで6リットルもの水と結びつく機能を持っています。そのため体内では、肌にあれば肌と弾力を維持し、関節にあれば潤滑油+クッションとして、曲げ伸ばしをスムーズにさせる働きをしています。
そうした機能性が注目され、美容や健康目的で多用されているわけですね。
このコラムでは、そのヒアルロン酸の働きの中でも「美肌効果」に着目して、ヒアルロン酸と美肌の関係を科学的見地から解説していきたいと思います。
さて、肌には微生物が住みついています。こういう話をすると「菌は悪者、殺さなくては!」と思う人がいますが、実は皮膚には表皮ブドウ球菌という善玉の常在菌がいてバリアを作って悪玉菌が皮膚で増えるのを防いでいます。
腸にも善玉菌と悪玉菌がいますね。
善玉菌と人間とは昔からの共生関係にあるといえます。過剰に殺菌すると善玉菌も死んでしまってバランスを崩してしまいます。善玉菌を増やし、悪玉菌を抑える成分が使われることもあります。
例えばファルネソールは善玉菌を増やし悪玉菌のアクネ菌の増殖を抑えます。アクネ菌・・・聞いたことがありますね?そうです、ニキビの原因菌とされている菌です。
「腰元の化粧にきびに手間がとれ(柳多留四編)」
これは江戸時代、明和6年の川柳です。テレビで見る時代劇では清楚で美しい腰元、月代(さかやき)の清々しい若侍しか出てきませんが、実際にはニキビの多い若者たちが多かったのではないでしょうか。
「ニキビは青春のシンボル」といわれますが、ニキビは座鷹といい、11〜25歳に集中してできるので青年期の皮膚の特徴の1つともいえます。
男性では第2次性徴の時期に増えるテストステロンが皮脂腺に影響を与え、脂質の生合成、分泌を活性化します。女性については排卵後の黄体ホルモンの増加が皮脂腺を刺激し、皮脂の分泌を増加させるため生理の前にニキビが悪化することがあるといわれています。
Tゾーンなどは皮脂が多いところなのでニキビが出来やすいのです。
皮脂腺が活性化し、角化充進が重なると皮脂が毛穴に詰まりやすくなります。
この詰まった状態をコメドといい、ここで肌に常在しているアクネ菌などが増加すると炎症が起こります。
これらの菌が出すリパーゼが皮脂を構成しているトリグリセライドを分解して遊離脂肪酸に変えてしまいます。
炎症が続くと毛穴に詰まった皮脂やその分解物が真皮内にあふれだして膿胞を作り、細菌が真皮内に侵入すると白血球が集まり、その死骸が膿となり、これが溜まって膿腫となります。
これがニキビの生成過程です。
次回のコラムではこのニキビの対処方法についてご案内したいと思います。
参考にしてみてください。
なお高い保水能力により、肌のバリア機能をサポートし、アクネ菌などが繁殖するのを間接的に防いでくれるするヒアルロン酸ですが、幼少期をピークにして徐々に減少していってしまいます。健康や美容に意識が高い人が積極的にヒアルロン酸を補充しようとするのにはこうした背景があります。
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