今、巷で評判の健康食品が「ヒアルロン酸」ですね。「ヒアルロン酸」には1gで何と6リットルもの保湿・保水能力があり、お肌の潤いを維持するほか、関節のクッション材となって関節炎・関節痛を和らげる効果があるといわれています。このサイトでは、これからヒアルロン酸の購入を検討されている方に、ヒアルロン酸選びのポイントと、最新のランキングをご提供しております。参考になさってください。
>>>最新のヒアルロン酸ランキングはこちら
ヒアルロン酸は人間の体内にある成分ですが、驚くべきなのはその高い保水能力で、ヒアルロン酸1グラムで6リットルもの水と結びつく機能を持っています。そのため体内では、肌にあれば肌と弾力を維持し、関節にあれば潤滑油+クッションとして、曲げ伸ばしをスムーズにさせる働きをしています。
そうした機能性が注目され、美容や健康目的で多用されているわけですね。
このコラムでは、そのヒアルロン酸の働きの中でも「美肌効果」に着目して、ヒアルロン酸と美肌の関係を科学的見地から解説していきたいと思います。
さて、「見て判断する」ということは視覚によって判断するということですが、哺乳類が2色型以下の視覚しか持たないのに対してヒトが3色型になったのには理由があると思います。
3色型の方が緑の中に熟した赤い実を見つけるのに有利だという「果実説」があります。
これについてマーク・チャンギジ教授は「仲間の顔色を知るコミュニケーションのため進化した」と主張しています。これは
1.ヒトの色覚が顔色の変化を読み取るのに非常に適している
2.さまざまな猿の顔面の露出度と色覚の発達を比べると毛が少なく肌がよく見える種類ほど3色覚を発達させている
からです。もちろん一番肌がよく見えるのはヒトです。
こうして私たちの網膜は哺乳類の得意な夜用の悍体細胞系に加えて昼用の3色が識別できる錐体細胞系を獲得しました。
人の眼を具体的に説明してみましょう。光が眼球に入り込むと角膜、水晶体、硝子体などを通り抜け網膜に達します。そして網膜の中で光エネルギーを神経信号(電気信号)に変え、その信号が視神経を介して脳に伝わります。
眼のしくみをカメラに例えると、まぶたはレンズキャップ兼シャッター、角膜はフィルター、虹彩は絞り優先露出機構、水晶体は凸レンズ、硝子体はレンズからフィルム室の間、網膜はフィルムに対応します。
中央付近の錐体細胞はカラーフィルム、周辺の悍体細胞は高感度の白黒フィルムになります。
悍体細胞の先端には、円柱形をした「外節」とよばれる部分があり、そこにはロドプシンというタンパク質が含まれていて、光が当たると形が変形します。外節の膜にも嗅覚の場合と同じくイオンチャネルがあり、光の明暗の情報を電気信号に変え脳に知らせます。
錐体細胞には「オプシン」というタンパク質があり、同じしくみで青、赤、緑を区別することができます。
この3つの錐体によって私たちは非常に多くの微妙な色まで識別できるのです。
それでは私たちがヒトの肌を美しいと感じるのは何故でしょうか?
私たちは肌の色と凹凸の状態を見ただけでそのヒトの年齢や健康状態などを一瞬に読みとります。
肌色を最初に考えてみます。美しい肌色というのはどのような色でしょうか?
人の肌では光が肌表面で反射されるだけではなく、内部にも浸透します。レーザーポインターの光を肌に当てて見て下さい。当ったところの周りも光がぼーっと広がっているのが分かると思います。
緑より赤のほうが広がりますし、若い肌のほうが広がりますが、これは半透明の肌の中に光が入りこんで広がったものです。
内部に浸透した光の一部は皮膚内部で吸収されて熱になりますが、大郎分は細胞組織による散乱を繰り返しながら伝播しその一部が外部に出ます。これも反射の1つで肌の見え方に影響を及ぼします。
皮膚の内部には表皮のメラニンとヒアルロン酸、血液層のヘモグロビンがあり、この3つの色を反映してまた肌から出てきます。
世界中の女性の肌色を調べた結果、どのような国の人でも肌の色はメラニンとヘモグロビンの2つの因子で決まることが分かりました。
ヘモグロビンも酸素で飽和されると鮮やかな赤色で、酸素を離すと黒っぽい色になります。この微妙な変化も美しい肌色に影響を与えます。それ以外に色味として、タンパク質の糖化やカルボニル化による黄くすみがあり、部分的な色味としてはシミ・ソバカス、赤アザ・青アザがあります。
また、質感としては、
1.角層の状態
2.皮溝・皮丘
3.毛穴・シワ・ざらつき
4.タルミ、ハリ感
5.皮脂のテカリ
などを「きめが細かい」、「適度なつやがある」、「透明感がある」と感じ、それらを総合して美しいかどうか判断しているのです。
一般的には美しくみえる白い肌は光を乱反射し、美しく見える黒い肌は正反射することが知られています。
参考にしてみてください。
なお高い保水能力により、肌年齢を若くしてくれるヒアルロン酸ですが、幼少期をピークにして徐々に減少していってしまいます。美肌や美容に意識が高い人が積極的にヒアルロン酸を補充しようとするのにはこうした背景があります。
ヒアルロン酸に興味をもたれた方はこちらのヒアルロン酸比較も参考になさってください。
>>>ヒアルロン酸比較ランキングはこちら